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部長からのご挨拶

神戸大学医学部脳神経内科学 関口兼司

神戸大学医学部ヨット部のホームページへようこそ!部長(顧問)の関口です。

 

私たちの部は1956年に初めて西日本医科学生総合体育大会(以下、西医体)に出場して以来、60年以上にわたって活動してきました。これまでに西医体ヨット競技部門で総合優勝14回、準優勝7回と輝かしい成績を積み重ねてきました。ホームグラウンドである新西宮ヨットハーバーで開催される学連レースでも好成績を残しております。また、学生時代の学業成績だけでなく、卒業後も優れた医師・研究者・教育者として立派に活躍しているOB・OGが多く、文武両道を高いレベルで実現しています。

 

ヨット競技はセーリングという種目としてオリンピック等で目にする機会も増えましたが、いまだ誰もが知っているメジャースポーツにはなり得ていません。ただ、そのみちに足を踏み入れると驚くほど魅力的で、素晴らしいスポーツであることに気がつくでしょう。知力、体力、精神力のすべてが必要であるだけでなく、操船能力に加え愛艇を自ら整備し、本番で最高のパフォーマンスを引き出すチューニング、レース状況や風や潮をみる洞察力、順位を争うチームとの駆け引き、自らの方に勝利の流れを引き寄せるチームワーク、結果を残すための地道だが着実な練習計画、そして友と勝利の瞬間を分かち合う体験など、およそスポーツに求められるすべてを含んだ競技です。欧米では昔から”King of Sports”と呼ばれています。さらに、性別や体格などの要素は最重要ではなく、努力と感性がその差を十分に凌駕します。

 

いずれ医師となる医学部学生にとって、忙しいカリキュラムの合間を縫って行う部活動はスポーツとしての楽しさだけでなく、様々なことを教えてくれます。特にヨットはその経験のすべてが人生の糧になるといっても過言ではありません。またそのときの出会いは一生の出会いにもなります。医学部ヨット部の部員はほぼ全員が大学からヨットを始めています。同じスタートラインから、ゴールに向かって共に走って行くのもかけがえのない経験です。

 

実際のセーリングをみたことがない方はTOKYO2020の動画をご参照ください(https://www.facebook.com/470olympicsailing/videos/10154880095879301)。

 

中々セーリングの世界に触れることは多くないかもしれませんが、少しでも興味を持たれたなら、お近くのヨットクラブなどを覗いてみてください。神戸大学医学部学生であればホームページ内の「連絡先」よりご連絡ください。

試乗会に参加して、海風の爽快感に魅せられれてください。

皆様からのご連絡をお待ちしております。

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