副将挨拶

　平素より神戸大学医学部ヨット部に暖かいご支援、ご声援を賜りまして心から感謝申し上げます。

　現在、副将・470リーダーを務めさせていただいております4回生の桃原章と申します。

　昨年は、コロナ禍にて長らく中止が続いておりました西医体がようやく開催され、西医体出場経験のない選手団で戦うことになりました。手探りの中での戦いとなりましたが、中嶋前主将のクルーとして出場したこの大会で総合4位入賞と一定の結果は残せたかと考えております。これもOBOGの先生方のご支援、ご声援のおかげだと感謝しております。次回大会も引き続き私は470級クルーとして出場いたします。最後の大会に向けて自分自身の練度を上げつつ、スキッパーを務めてくれる後輩を最大限サポートしていきたいと考えております。

　さて、一時人数不足による廃部の危機が懸念されておりましたが、昨年は幸いなことに12名の新入部員を迎えることができ、一転大所帯に様変わりいたしました。しかし、幹部学年・準幹部学年の3倍の人数の1回生がいるなか学生OGも1名のみとなり、これから新入生が入部することを考えると今後の部活動の運営がさらに難しくなっていくのではと危機感を抱いております。

　このように厳しい状況ではございますが、部員一同ヨットへの熱い思いを胸に練習を積み重ね、もう一段階上の景色を目指しているところでございます。OBOGの先生方におかれましては、お忙しい中大変恐縮ではございますが、新西宮ヨットハーバーに足を運んでいただき神戸大学医学部ヨット部の練習にご協力いただけますと幸いでございます。

　また470級におきましては、主力練習艇でございました3990艇が故障したため、かつて廃艇扱いとなった艇を可能な限り修復しなんとか練習している状況でございます。大変恐縮ではございますが、3990艇修理のご支援を皆様に賜りたくこの場を借りてお願い申し上げます。

　結びになりますが、OBOGの先生方が残してくださった伝統、応援してくださる皆様への感謝を胸に、神戸大学医学部ヨット部一同日々精進して参ります。今後とも神戸大学医学部ヨット部への変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。