いつもお世話になっております。
今年度主将を務めさせていただきました山本勇雅です。
以前お知らせしました通り、今年度の西医体は中止となりました。来年度の西医体に向けてこのタイミングで私たちの代は引退し、次の学年に幹部を交代したいと思います。
この1年間、新歓コンパや追いコン等が出来ず、OB・OGの皆様と私たち現役がお会い出来る機会が1度も無かったことを誠に残念に思います。この状況が落ち着き、開催できる日を楽しみにしております。
新体制の幹部構成につきましては、新主将の挨拶と共に、後日、お知らせさせていただくことになると思います。私からは、今の率直な思いを書かせていただこうと思います。
私は主将として、皆を引っ張るタイプでは無かったので、人数が少ないことを強みに変えて現役皆が考えて行動する、行動出来る部活にしたいと思っていました。頼もしい同期、後輩に恵まれ、全員が与えられた仕事をしっかりこなし、意見も出し行動してくれました。しっかりする時とゆるっと和気藹々とする時のON.OFFをきっちり分けることが出来たと思います。そして何より今の6回生3人の存在は凄く大きかったです。かなりの頻度で練習に来ていただき、幹部代で決めきれないことに助言をしていただきました。本当に感謝しています。
私は、主将になってから1度も今年度の西医体が中止になるとは全く疑うことなく練習に励んできました。練習許可がおりた去年の8月中旬、およそ9ヶ月ヨットに乗れなかった不安や西医体まであと1年という焦りから8月中は、週4で練習を行おうと私と同期の平川で決めました。後輩たちは、艇庫に泊まれず体力的にも厳しい状況にも関わらず、全員が快諾してくれました。本当に頼もしい後輩たちです。また、コロナの影響で11月にずれ込んだ新歓も部員全員で頑張り、なんとか3人の新たな仲間が加わりました。春の集中練習も初めて練習に参加する1回生を教えながら、西医体出場メンバーのスキルアップを図る良い期間になりました。4月に新入生をたくさん入れて、そこからは西医体に向けて突っ走ろうと思っていた矢先に西医体の中止を聞きました。
思えば、去年の5月に2020年度の西医体中止が決定して私たちの代に幹部が交代した時から、常にコロナに振り回された1年だったと思います。何より西医体というこの1年間の活動成果をぶつける機会が失われたことが凄く悲しいです。結果というものが無いので、自分の主将としての部活動の方針が正しかったのかどうかさえも分からず、やり切れない気持ちです。ネガティブな文章ばかり並べてしまい申し訳ございません。
私事ではありますが、1回留年しているため来年度5回生になります。一度気持ちは途切れましたが、今年出れなかった悔しさをぶつけたいと思い、来年度の西医体に新幹部と共に挑戦することを決めました。来年こそは西医体が開催されることを切に願い、邁進したいと思います。
現在、大学の方より6/6までの部活動の禁止を通達されており、今後の感染状況で延長になるかもしれませんが、活動再開後に試乗会を行う予定です。西医体で優勝できる部活になるためには人数の増加が必要不可欠ですので、厳しい状況ではありますが、新幹部と共に頑張りたいと思います。
最後になりましたが、日頃から私たち現役を支えてくださっているOB・OGの皆様、本当にありがとうございます。本当は実際にお会いして感謝をお伝えしたいのですが、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
今後とも神戸大学医学部ヨット部をよろしくお願いいたします。